全身脱毛に向けた剃毛、甘く見ていた
医療脱毛に挑戦する前、私はネットでたくさん情報を調べました。
しかし、どの記事も「施術前に剃毛してきてください」とサラッと書かれているだけでした。
「まあ、毛をシャッと剃るだけでしょ」
そんな軽い気持ちで構えていました。
ところが――
実際に自分で剃毛してみると、想像以上に地味で、体力も精神力もガリガリ削られる過酷な作業でした。
剃毛は、脱毛への最初の“本当の壁”だったのです。
剃毛スタート!風呂場で下から順番に
剃毛は施術前日の夜、風呂場でスタートしました。
まず取りかかったのは、すね毛。
ここで早くもトラブル発生。
クリニックで「肌を傷つけにくいのでおすすめ」と紹介されていた電動シェーバーが、私の太く濃い毛にはまったく役に立たなかったのです。
仕方なく、普段ヒゲ剃りに使っているT字カミソリに切り替えました。
剃った順番はこんな感じでした。
- すね毛
- 太もも
- Vライン
- お腹
- 胸
- 腕
- ワキ
下半身を剃る間はずっと前かがみの体勢だったので、腰への負担がかなり大きく、だんだんと体がバキバキになっていきました。
風呂場作業だけで約2時間が経過しました。
濃い毛はラク、うぶ毛は地獄
毛が濃い部分は、剃ったか剃っていないかがすぐにわかるので比較的ラクでした。
しかし、うぶ毛エリアに入ると状況が一変。
剃ったかどうかの違いが見えづらく、照明を当ててもわかりにくい。
「これ、本当に剃れてるのか?」
という不安を抱えながら、神経をすり減らす作業が続きました。
「気にしていない部位」まで剃る苦しみ
ムダ毛を気にしてきた私でも、普段は意識していなかった部位があります。
- 腕の内側
- 肩
- うなじ
- わき腹
こういった細かい場所まで、「うぶ毛もきれいに剃ってください」と言われている以上、無視できません。
照明や手鏡を駆使しながら、剃り残しを必死にチェック。
精神的にもかなり疲れました。
剃毛にかかった合計時間は2時間半以上!
- 風呂場での剃毛:約2時間
- 部屋でのIOライン剃毛:約30分
合計で2時間半以上、剃毛だけに時間を費やしました。
終わった頃には、汗だく、ふやけた手、バキバキになった腰。
正直、この時点で1日のエネルギーを使い果たした感覚でした。
使用した道具と感じたこと
使った道具と、それぞれの感想です。
- 電動シェーバー
→ 肌には優しいが、太い毛にはまったく役に立たなかった - T字カミソリ
→ 最終的にこれ一本で全身剃毛。ただし慎重さ必須 - ハサミ
→ ワキやVIOなど、長い毛は事前にカットしてから剃ると効率アップ - 手鏡
→ 背中や見えない部位を確認するために必須アイテム
まとめ:剃毛は「想像以上に過酷な作業」だった
ネットでは軽くしか触れられていなかった剃毛作業。
しかし、実際には体力も精神力も問われる、脱毛準備最大のハードルでした。
もちろん、多少の剃り残しなら施術時にスタッフが対応してくれます。
ですが、剃り残しが多すぎると、シェービングに時間を取られ、照射時間が不足して施術できなくなるリスクもあります。
完璧を目指す必要はありません。
しかし、「できる限りベストを尽くす」という意識は本当に大事だと痛感しました。
剃毛を乗り越えて初めて、本当の脱毛スタートラインに立てる。
私はそんな実感を得た一日でした。
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